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アンジェリーナ・ジョリー・ピット『フランケンシュタインの花嫁』リメイクに出演の噂とユニバーサルの思惑

アンジェリーナ・ジョリー・ピット『フランケンシュタインの花嫁』リメイクに出演の噂とユニバーサルの思惑
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ブラッド・ピットと新婚旅行先で撮影した『By The Sea』が興行的に大失敗に終わってしまったアンジェリーナ・ジョリー・ピット。配給したユニバーサルはそんな彼女に『フランケンシュタインの花嫁』のリメイクでヒロイン役を演じさせたいという思惑があるようです。その背景を探ってみます。


ディズニー×マーベル、ワーナー×DCコミックのスーパーヒーローもの、レジェンダリー・ピクチャーズ×ワーナーの巨大生物もの、ニューライン×ワーナーのアンサンブル・キューティー映画ものという風に、何らかのコンセプトでシリーズ化することは、映画会社にとって長期ビジネスをする上で重要なことです。

ユニバーサルはドラキュラ、フランケンシュタイン、狼男などを題材にしたクラシカルなモンスター映画の権利を多数持っています。それらを現代風にリメイクしていこうという企画が、ユニバーサルの「モンスター・ユニバース」です。

その「モンスター・ユニバース」の企画群の中に、1935年公開の『フランケンシュタインの花嫁』があります。
1931年公開の『フランケンシュタイン』の続編となるこの作品は、前作で死んだと思われていた怪物が実は生きていて、盲目の老人と知り合いになりより人間らしく生きています。一方フランケンシュタイン博士は悪い博士と共に怪物の花嫁を作ろうとします。美術の完成度や合成技術の素晴らしさ、そしてストーリー展開など前作を超える古典怪奇映画の傑作と言われています。
ユニバーサルはこのリメイクを企画開発していますが、なかなか実現に至っていません。
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そんな時、ユニバーサルが製作・配給し、11月13日に全米公開されたアンジェリーナ・ジョリー・ピット監督・脚本の『By The Sea』が、夫婦共演作で話題となりながらもヨーロッパのアート系映画のような作風が敬遠されたのか、興行成績が残念ながら予想より大幅に下回ってしまいました。

アンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピット夫妻共演『By The Sea』予告編第2弾

しかしこの映画、実は大幅に制作費を低く抑えていてユニバーサルとしてはさほど痛手を受けていません。そしてユニバーサルは『By The Sea』の興行的失敗を盾に、監督作が続いてアーティスト志向となっているアンジェリーナ・ジョリー・ピットを、稼げる女優業に戻そうと企んでいるようです。
女優としての”アンジェリーナ・ジョリー”の人気が未だに高いことは、大ヒットしたディズニーの『マレフィセント』が証明しています。

そこでユニバーサルは『フランケンシュタインの花嫁』にアンジェリーナ・ジョリーの出演を画策しています。さらにユニバーサルはアンジェリーナ・ジョリー主演でヒットしたアクション映画『ウォンテッド』の続編も計画していて、これにもアンジェリーナ・ジョリーを再び引っ張りだそうとしています。

『マレフィセント』は続編も企画開発中ですし、女優アンジェリーナ・ジョリーはこれからも引っ張りだこです。一方監督としてのアンジェリーナ・ジョリー・ピットの方も、ヒーロー映画の女性監督候補では必ず名前が挙がりますし、本人のアート志向が治まれば(笑)こちらも期待できます。アンジェリーナ・ジョリー・ピットは夫を使って一度、「ちゃんとした」キューティー映画を撮るべきです(笑)

いっそのこと『フランケンシュタインの花嫁』はアンジェリーナ・ジョリー・ピット監督・主演作にしてしまっても面白いと思うのですが。「フランケンシュタイン」はもともと原作者が女性作家メアリー・シェリーですからキューティー映画としてしまうのも…
ちなみに、原作者メアリー・シェリーを描く映画の企画も進行中です。

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