
サム(ヒラリー・ダフ)は父を亡くした後、いじわるな継母(ジェニファー・クーリッジ)と2人の義姉にこき使われていた。そんなサムを勇気付けるのはチャットで知り合ったまだ見ぬ王子様。その王子様は学校一の人気者オースティン(チャド・マイケル・マーレイ)だった。ハロウィン・パーティーで仮装したサムと、サムとは気付かないオースティンは出会うが、帰る時間になりサムは名乗らないまま携帯電話を残して去ってしまう…
ヒラリー・ダフ:サム
チャド・マイケル・マーレイ:オースティン
ダン・バード:カーター
ジェニファー・クーリッジ:フィオナ
レジーナ・キング:ローンダ
ジュリー・ゴンザロ:シェルビー
リン・シェイ:Mrs.ウェルス
マデリーン・ジーマ:ブリアンナ
アンドレア・エイヴェリー:ガブリエラ
ウィップ・ヒューブリー:サムの父
ケヴィン・キルナー:オースティンの父
ポール・ロドリゲス:ボビー
製作:イリッサ・グッドマン,ハント・ロウリー,ディラン・セラーズ,
クリフォード・ワーバー
監督:マーク・ロスマン
脚本:リー・ダンラップ
撮影:トニー・リッチモンド
音楽:クリストフ・ベック
この作品で2004年度ラジー賞 * 1
主演女優賞にヒラリーがノミネートされています。
話自体は、もうタイトルが示す通り凄く正当派のキューティー映画です。本家のシンデレラのお話に引っ掛けて、ヒラリーがいじめられても負けないけなげな主人公を演じます。ちょっとポッチャリなヒラリーだからこそ、ダサさが出てていいです。 お薦めです。
しかしチャットで知り合ったり、ガラスの靴代わりに携帯忘れていったり * 2
、12時に会場をベンツのオープンカーで走り去ったり、ラストのラスト、ヒラリーのセリフの現代っ子らしい一言 * 3
といい、いちいち現代的でした(笑)。
キューティー映画に必要な要素は全て揃っています。定番の音楽と共に贈る着せ替えシーンもあります。そのあたりはとてもよく計算されています。
周囲のキャラ作りが定番だけどいいです。義姉2人は間抜けなキャラにしておいて、学校でセレブな女王様を恋敵で意地悪な設定にしヒラリーをいじめます。こういう映画の定番中の定番ですね。
で、ヒラリーを味方する7人の小人たちが亡き父親が経営していたダイナーの店員のおじさん、おばさんだったりするんだけど、「7人の小人」的な明確なキャラ付けがなく、さほどヒラリーを助けるわけでもなく、かなり中途半端な存在です。もったいない…
その分、主人公の幼馴染みの男の子がいい具合にヒラリー同様の冴えない男で、互いに告白を勇気付けあったりしててキャラ設定がいいです。ギャグはつまらないけど。
王子様と仮面を付けたヒラリーが踊るシーンがあるのですがここは素晴らしい演出でした。偶然演奏の準備をしてたギターやバイオリンが2人が静かに踊っているのを見て演奏し始めるんです。ここは美術も美しく構成が見事でした。
ただ、王子様はなぜ目にマスクをしただけのヒラリーを、いつも学校で会ってるヒラリーと気付かないのか?というか、単にマスクをしただけで「君は誰なんだい?」って、おまえは高橋留美子((「うる星やつら」「めぞん一刻」で有名な漫画家。)) 漫画の定番ギャグ * 4
か。
つうか、とてもいいシーンなのに、マスクしたヒラリーがぶさいくな顔になってるのはいただけないです(笑)
http://m.youtube.com/watch?v=3yaWdtSw2Qg
ラストにはヒラリー&ヘイリー姉妹で歌う「Our Lips Are Seald」 * 5 がかかっててうれしかったです。いや、この曲絶対キューティー映画に合う曲だと思っていたので。