2番目のキス
Story
中学校教師のベン(ジミー・フェロン)はキャリアウーマンのリンジー(ドリュー・バリモア)と恋に落ちる。いつも優しいベンだったが熱狂的なレッドソックスのファンだった。レッドソックスに対してあまりに熱狂的なベンに驚くリンジーだったが、彼を理解しようと一緒に野球の試合を見たり努力する。しかし、2人の生活があまりにレッドソックス中心なのに業を煮やしたリンジーはとうとうベンに別れを申し出る…
Cast
ドリュー・バリモア:リンジー
ジミー・ファロン:ベン
ジャック・ケーラー:アル
アイオン・スカイ:モリー
ジェイソン・スペヴァック:ベン(少年時代)
スコット・H・セヴェランス:アーティー
ケイディー・ストリックランド:ロビン
スティーヴン・キング:ノンクレジット
Staff
製作:ドリュー・バリモア,アラン・グリーンスパン,ナンシー・ジュヴォネン
ギル・ネッター,アマンダ・ポージー,ブラッドリー・トーマス
原作:ニック・ホーンビィ
監督:ボビー・ファレリー,ピーター・ファレリー
脚本:ローウェル・ガンツ,ババルー・マンデル
撮影:マシュー・F・レオネッティ,グレッグ・ル・ダック
音楽:クレイグ・アームストロング
Goods
販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2007-10-26)
定価:¥ 995 ( 中古価格 ¥ 361 より ) / Amazon価格:¥ 3,708
時間:104 分 / 1枚組 ( DVD )
Notes
日本で例えるなら「阪神ファンを愛した女性の話」ですね。一種の「大リーグファン版電車男」です。
ファレリー兄弟とドリューのコンビにも関わらず、アメリカでは採算ギリギリくらいしかヒットしませんでした。
この映画、1997年に作られたコリン・ファース主演イギリス映画『ぼくのプレミアライフ』のリメイクです。
元映画が、サッカーの熱狂的ファンだった原作者の体験に基づいて描かれているのに対し、リメイク版は舞台をアメリカに移し大リーグのレッドソックスの熱狂的ファンに置き換えています。
話のきっかけである2人の恋のはじまりが、ジミー・ファロン演じる教師が社会見学に行った会社でドリュー・バリモア演じるキャリア・ウーマンと出会い、一目ぼれしたという描写もないのに、生徒たちに後押しされてデートに誘う…というのがちょっとインパクトにかけます。
ラストの恋の成就の理由もちょっとあいまい。
つまり恋愛映画として入り口と出口の描写に失敗しています。
しかし、この映画のキモは付き合ってからの「相互理解」にあります。だから2人がどうけんかし、仲直りし、愛情を深め合っていくか…という「過程」を楽しむ映画です。
そういう意味では、恋愛中の描写はいい雰囲気で素晴らしいです。2人が理解しあっていく過程を面白おかしく、時にシリアスに描写していきます。ドリューの健気さが光ります。
女性から見たら、自分勝手なジミー・フェロンにイライラするかもしれません。一応映画の中ではドリューがジミーにのめり込んでいく理由をちゃんと描写していますが、オタクとしての身勝手さが非常に目に付きますから「そこまで健気に尽くさなくても」と思うかもしれないですね。
劇中のキーワード、ジミーが命を捧げる「レッドソックス * 1 」は当時ダメチームでした。だからこそファンの熱狂振りが目立つという理由でリメイク時に置き換えられたのでしょうが、なんと映画の撮影中、そのダメチームが奇跡の優勝、しかも歴史的な大逆転優勝を果たしてしまいます。
現実がそうなった以上、映画の内容もそれに沿っていくことになります。映画の中ではさまざまなレッドソックスの有名エピソード「バンビーノの呪い」「1986年ワールドシリーズでのビル・バックナーの史上最悪のトンネル」を使ってギャグをやったりしますが、ちゃんとエピソードの解説を劇中でしてくれるので(この辺のシナリオはとてもうまいです)、大リーグや野球に無知でも見れますが、レッドソックスのネタ、レッドソックスのファンの熱狂振りは日本では馴染みがないですからちょっとピンと来ないかもしれません。
で、この映画のラスト、ネタばれになるので書きませんが、凄い重要な試合 * 2 でロケをやってます。それでこの映画が公開時、レッドソックスファンから猛反発を食らったとか。けど、当然のことながら画的には盛り上がります。
ちなみに、主人公たちがずっと野球観戦をするレッドソックスのホームグランド「フェンウェイパーク」は大リーグ最古の球場です。球場の存在自体が物語を語る上で重要なキャラクター * 3 になっています。
この作品のあなたの評価は?
評価したい★の数のところでクリックしてください。投票は1回しかできません。














