ひみつの番人
Story
バイオリニストを目指している14歳のエミリー(エヴァン・レイチェル・ウッド)は50セントで近所の子どもたちの秘密を聞きアドバイスしている。エミリーの秘密の部屋は小さな秘密を持った子供たちの長蛇の列が続いていた。そんなエミリーにも誰にも言えない秘密があった。ある日、隣に越してきたフィリップ(マイケル・アンガラノ)と仲良くなったエミリーはフィリップの兄デビッド(デヴィッド・ギャラガー)の秘密を聞いてしまう…Cast
エヴァン・レイチェル・ウッド:エミリーマイケル・アンガラノ:フィリップ
デヴィッド・ギャラガー:デビッド
ジャン・ブロバーグ・フェルト:エミリーの母
リック・マーシー:エミリーの父
ダニエル・チャクラン:リア
ケイトリン・E.J.・メイヤー:イザベラ
ヴィヴィカ・A・フォックス:ポーリーン
カート・ベスター:自身
Staff
製作:ブレア・トゥルー,ジェシカ・バロンデス,ドン・シェイン監督:ブレア・トゥルー
脚本:ジェシカ・バロンデス
撮影:ブライアン・サリヴァン
音楽:サム・カードン
Goods
Notes
アメリカの平均的でありふれた住宅地の子供たちを中心にした小さな小さな世界の話です。大袈裟なエピソードはありません。
でもちゃんとドラマがあります。日常的なエピソードを丁寧に撮って繋いでいきます。
大人の誰もが経験したことのあるような、子供たちだけの秘密や初恋、夢や友情などがさりげなく、しかしとても大事に描かれます。
結果として誰もが爽やかな感動を得ることが出来る、隠れた名作です。
奇をてらっていないけど、良質なユーモアで丁寧に作りこまれた作品はほんと見ていてダレないし清々しいです。
最初、何の予備知識もなく観たのでてっきり有名な児童文学が原作なのかな?と思ってしまいました。オリジナルなんですね。素晴らしい脚本です。
監督はTVを中心に活動している人ですが、非常に安定した演出力を見せてくれます。
光あふれるカラフルな中に、しっかりと影を溶け込ましビビッドになりすぎない気品ある色調で、カメラアングルも美しく優雅。明らかに映画の質を1ランク高めていると思います。
子役の演技がみんな芸達者で…
『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』のエヴァン・レイチェル・ウッド、『スカイ・ハイ』のマイケル・アンガラノはほんと芸達者で上手すぎる。けど、主人公が営む「秘密の番人」に訪れる子供たちもとても素晴らしい演技で作品を楽しくしてくれます。
主演のエヴァン・レイチェル・ウッドが天才子役らしく素晴らしい演技で多感な14歳を見せてくれます。
見た目が細くて気品があるけど普通の庶民的美少女という、この物語の主人公にピッタリのイメージなのですが(実年齢も主人公の設定と同じ14歳)、まさか後に19歳年上のマリリン・マンソンと付き合うことになろうとは…(笑)
子供たちを見守る親たち、大人たちの視線がとても優しい映画です。その辺の行儀のよさも嫌味にならず実に気持ちいいです。特にお父さんがエミリーに、夜、家の屋根の上で自分の秘密を打ち明けるシーンは素晴らしかったです。エミリーが憧れ、TVで共演する指揮者のカート・ベスター * 1 は実在の人物で、本人が演じています。
* 脚注 *





