迷い婚 −全ての迷える女性たちへ−

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迷い婚 −全ての迷える女性たちへ−cue - キューティー映画情報サイト -

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Rumor Has It… (2007年 アメリカ 日本公開)

Story

1997年。サラ(ジェニファー・アニストン)は妹の結婚式に出るためにパサデナに帰っていた。そこで祖母(シャーリー・マクレーン )がふともらした「死んだサラの母が実は結婚式前に駆け落ちしていた」という話に驚くサラ。パサデナにはあの有名な『卒業』が実際の話を基に書かれてるらしいという噂があった。サラは母の高校時代の同級生で噂のあったボー・バローズ(ケヴィン・コスナー)に会い真相を聞きだそうとする…

Cast

ジェニファー・アニストン:サラ・ハッティンガー
ケヴィン・コスナー:ボー・バローズ
シャーリー・マクレーン:キャサリン・リシュリュー
マーク・ラファロ:ジェフ
リチャード・ジェンキンス:アール・ハッティンガー
ミーナ・スヴァーリ:アニー・ハッティンガー
クリストファー・マクドナルド:ロジャー
マイク・ヴォーゲル:ブレイク
キャシー・ベイツ:ミツィーおばさん

Staff

製作:ジョージ・クルーニー,スティーヴン・ソダーバーグ,ジェニファー・フォック
監督:ロブ・ライナー
脚本:テッド・グリフィン
撮影:ピーター・デミング
音楽:マーク・シェイマン

Goods

迷い婚 ~すべての迷える女性たちへ~ [DVD]

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ (2007-07-13)

定価:¥ 1,500 ( 中古価格 ¥ 1,954 より ) / Amazon価格:¥ 1,955

時間:97 分 / 1枚組 ( DVD )


Notes

とても良質で小粋な作品です。
監督は『スタンド・バイ・ミー』『ミザリー』で有名なベテラン、ロブ・ライナー。
その関係もあるのでしょうか?キャシー・ベイツが1シーン、ゲストで出ていて存在感たっぷりな芝居を披露してしてくれます。
ケヴィン・コスナーが3世代に渡って同じ一家の女たちを翻弄する男性を演じています。シャーリー・マクレーンとの掛け合い芝居は面白かったです。

ダスティン・ホフマン主演、ラストシーンとサイモン&ガーファンクルの主題歌で有名な『卒業』が重要なモチーフとして登場します。
この映画は『卒業』で描かれていた人物たちが実は自分の周りの人たちだったのでは?という、『噂話=Rumor』に振り回される主人公のお話です。
自分の出生の秘密を『卒業』になぞらえて調べていくうちに、同時進行で主人公の結婚(将来)で不安になっている心情が描かれ、その2つが絡み合いながらどうなっていくのかという、意外と複雑で巧妙なシナリオ展開になっています。

ということで、言わずもがなですが、この映画を見る前に『卒業』を見ておくことをお勧めします。見ておくと台詞や音楽の使い方がより面白くなります。

卒業 デジタルニューマスター版 [DVD]

販売元:東北新社 (2006-05-25)

定価:¥ 2,625 ( 中古価格 ¥ 1,500 より ) / Amazon価格:¥ 2,260

時間:107 分 / 1枚組 ( DVD )



『卒業』でDホフマンを誘惑する恋人の母親ミセス・ロビンソンのモデルが、祖母シャーリー・マクレーンとなるわけで、その辺を見せるためにオープニングで若きシャーリーの姿を後姿(別モデル)で表現するんですが、タバコの持ち方が実にシャーリー・マクレーンしてて面白いです。

あと、この映画は時代設定を1997年にしています。『卒業』に合わせて登場人物の年齢を設定するためです。
1997年当時アメリカはITバブル全盛期。その関係でITのことが台詞の中で出てきます。

「タイムワーナーをAOLが買収するかもしれない」という台詞が出てきます。
2001年に当時アメリカ最大大手IT企業のAOLがタイムワーナーを買収し社名が「AOLタイムワーナー」となります。のちにAOLは衰退して、2003年再び「タイムワーナー」になります。 ちなみにこの映画の配給会社はタイムワーナー。シャレが効いてますね(笑)

「優秀な検索エンジンがあって、今買収すれば後で凄い価値になるぞ」とケビン・コスナーが実業家の友人に買収をけしかけられるシーンがあります。
しかしケビンはその話を断ります。ここで出てくる「優秀な検索エンジン」はgoogleのことでしょう。

このほかにもチラホラ1997年ネタが入ってきて、当時を知る人には楽しい映画となっています。

ただ、ラストの締め方が男としては納得できません。以下ネタバレで。

(ネタバレ!)
ラスト、恋人役のマーク・ラファロがジェニファー・アニストンに激しく詰め寄る言葉が実に正論です。
普通に考えると、そこからジェニファー・アニストンの問題が解決するはずがないんですが、まぁそこは「う〜ん、女性向けキューティー映画だと、こう展開しないとしょうがないよなぁ。」という形で解決します。誠実で優しいマークがジェニファーの不誠実な行動を「愛」で許すという…(笑)正直すっきりしません。

容易に解決するには、ちょっとジェニファー・アニストンが抱える問題が生々し過ぎるんですよ…
ジェニファーが起こした問題 * 1 が、この映画の「親子3代に渡って一人の男に翻弄される」という流れの中で不可欠だというのも判るんですが、もうちょっとうまい処理の仕方があったと思うんです。
せめてジェニファーだけはケビンに惹かれるものの、最後まで行かずニアミスで終わって、そして新しい時代になっていく…みたいな感じにしてもよかったと思います。
キューティー映画だからマーク・ラファロも許したわけで、現実で許す男性はいないと思います。このラストだと実に主人公がわがままで自分勝手。
う~ん、すっきりしません…


  1. 婚約者がいながら、祖母、母と寝たケビンと寝てしまうんですな…。それをジェニファーはマークに告白するわけです。 [Back]

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