あなたが寝てる間に…
Story
シカゴで改札係をしているルーシー(サンドラ・ブロック)は天涯孤独。彼女の楽しみは毎日顔を合わせるハンサムな男性を見ることくらい。クリスマス、その男性がホームから転落したのを救出したルーシーは病院で意識不明の彼、ピーター(ピーター・ギャラガー)の婚約者ということになってしまう。駆けつけたピーターの家族もルーシーを暖かく迎え、ピーターの弟ジャック(ビル・プルマン)は次第にルーシーにひかれていく…Cast
サンドラ・ブロック: ルーシーピーター・ギャラガー:ピーター
ビル・プルマン:ジャック(ピーターの弟)
ピーター・ボイル:オックス(ピーターの父)
ミコール・マーキュリオ:ミッジ(ピーターの母)
モニカ・キーナ:マリー(ピーターの妹)
グリニス・ジョンズ:エルシー(ピーターの祖母)
ジャック・ウォーデン:ソウル
アリー・ウォーカー:アシュレイ
マイケル・リスポリ:ジョー
Staff
製作:ジョー・ロス,ロジャー・バーンバウム監督:ジョン・タートルトーブ
脚本:ダニエル・G・サリヴァン,フレデリック・リボウ
撮影:フェドン・パパマイケル
音楽:ランディ・エデルマン
Goods
Notes
監督は『クール・ランニング』『フェノミナン』、最近では『ナショナル・トレジャー』シリーズのジョン・タートルトーブ。劇中ほとんど寝たきりなのに、始まったときと終わるときで印象が全く変わる、ピーター役のピーター・ギャラガーは最近では人気TVドラマ「The O.C.」で良きお父さん役を演じています。
サンドラのちょっと抑えた演技、あまりしゃべらずどこか自分にあきらめているキャラクターが実にいいです。
サンドラが演じる主人公の『夢』をあらわす小道具が、いつか憧れのところに行くためにいつもポケットに持っている、まだ真っ白なパスポート、というのが実に素晴らしい設定です。
アレヨアレヨという感じでサンドラが婚約者に間違われ、真実を言い出せない状況になっていく過程は面白く、会話のテンポの良さ、展開の早さもあいまって無理がありませんでした。
ところがビル・プルマン演じるピーターの弟が登場してから、話の展開がちょっと凡庸でだれてしまいました。
実はそっちがこの映画の主題なんですが(笑)
サンドラが見た目で憧れていた男性(ピーター)が、色々知れば知るほど実は酷い男で、彼が目覚めたときに婚約者でいることに喜びを感じなくなっているが、ピーターの家族はみんないい人ばかりで離れたくないし…そんなときに弟が現れて…
という展開ならば、サンドラがビルに気持ちが移るのも理解できるのですが、その辺がちょっと曖昧。なんとなくいつの間にかサンドラはビルのことが好きになってしまっています。
唯一事実を知っているピーターのゴッドファーザでもある隣の老人が、もうちょっと効果的に使われるのかなと思ったのですが、前半はよかったのに後半は忘れられてました…もったいない。
しかし、ラストがとてもとてもロマンティック。心温まるエンディングで見事です。このエンディングがあるだけでこの映画は見る価値があります。




