アイドルとデートする方法

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Win A Date With Tad Hamilton ! (2004年 アメリカ 日本未公開)

Story

ロザリー(ケイト・ボスワース)は片田舎でハリウッドスター、タッド・ハミルトン(ジョシュ・デュアメル)に憧れる普通の女性。ある日、ロザリーは懸賞で「タッド・ハミルトンとのデート権」を当てる。ハリウッドに招待されタッドとのデートで夢のようなひとときを過ごすことに。それで終わりと思いきやタッドがお忍びでロザリーを訪ねてきた。町は大騒ぎに。そんな状況をのロザリー幼馴染ピート(トファー・グレイス)は苦々しく思っていた…

Cast

:ロザリー
:ピート
:タッド・ハミルトン
:タッドのマネージャー1
:タッドのマネージャー2
:ヘンリー
:キャシー
:アンジェリカ

Staff

製作:,
監督:
脚本:
撮影:
音楽:

Goods

アイドルとデートする方法 [DVD]

販売元:角川エンタテインメント (2005-10-07)

時間:97 分 /1枚組 ( DVD )


Win a Date with Tad Hamilton!

Sony (2004-01-20)



Notes

『キューティ・ブロンド』を撮った若手監督ロバート・ルケティックが次に撮った作品です。

「田舎町に憧れのスターが現れて、幼馴染との間で揺れる素朴な女の子」という題材はとてもキューティー映画に適してますし、なんせあの名作『キューティ・ブロンド』の監督さんです。かなり期待して見たのですが…

う〜ん、話の流れ、キャラクターの設定が今ひとつ整理されていません。

特にこういう映画ではとても必要なシーンがいくつかないんです。ここはかなり問題ありです。

ラスト、主人公の女の子がスターか幼馴染か、どちらかを選びハッピーエンドになります。
まぁ、どちらを選ぶかはだいたい想像が付くと思いますが(笑)そのときふられた方の男性の描写が全くないんです。これはおかしい。この映画は1人の女性を巡る「アイドル」と「幼馴染」の三角関係のお話だから、それがないといけないのに。

DVDの特典映像の没テイクに、それはありました。だから制作側はちゃんと撮ってはいるんですね。しかし使ってない。 いや〜、絶対必要なシーンなのに、なぜカットしたのか全く意味不明です。こういうのがいくつかありました。ということは、この作品の問題は監督よりもプロデューサーに問題 * 1 があると考えていいかもしれません。

じゃあ監督がやはり素晴らしい演出をしてるかというと、それもちょっと…。
簡単なことが出来てない気がします。ダメなシナリオをそのまま撮ってしまった感じがします。

・タッド・ハミルトンとのデート企画のシーンの演出が凡庸。ここ前半の見せ場のはずなのに…
・タッド・ハミルトンがなぜ田舎の娘に入れ込んだのか今ひとつ理由が弱い。
・実際はハリウッドスターらしく横柄なアイドルだったタッドが田舎に来た途端、急に好青年にキャラが変化。ロザリーと接することで都会での当たり前が違うと気付き、好青年になっていくなら判るんですが…
・田舎に来たタッドとロザリーが早々に、しかも堂々と恋人になりすぎ。これじゃあロザリーが単なるグルーピーに見えてしまう。

カメラは職人芸です(最近ではリメイク版『悪魔の棲む家』も撮ってるヴィクター・レヴィン)。色設計も素晴らしくポップで美しい。
空撮も多くありますし、CGも画面のはめ込みや飛行機のバックの雲など、それなりに画面をリッチにしようとがんばっている感じはします。
音楽の使い方もいいのに…

テンポはいいので気軽に楽しめますが、爽快感が今ひとつででした。

そうそう、DVDに収録されている没テイクでパリス・ヒルトンが出てるシーンがありました。本編では丸々カットです。このシーン、結構お金かかってるし、パリスもそれなりにおいしい登場の仕方をするシーンなんですが…かわいそう(笑)


* 脚注 *
  1. アメリカでは監督よりプロデューサーに最終編集権のあることが多いです。 [↑Back]

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