
主役3人の若者がそれぞれの悩みに苦しみ、友情を経て、一歩踏み出す様子が実にすがすがしく描かれています。各キャラクターの設定がありきたりかもしれませんが、その普遍性のおかげで、いつの時代に見ても誰でも共感出来る人物になっていると思います。
ヒロインは一見、かわい子ちゃん(←今時使わないですね(笑))のリー・トンプソンのようにみせかけ、エリック・ストルツの恋の相談役で活躍していたショートカットでボーイッシュなメアリー・スチュアート・マスターソンが最後はヒロインになるという巧妙な展開もなされています。この作品でメアリーは一躍有名…今で言う「ファッション・アイコン」になりました。
主役2人の役名「キース」と「ワッツ」はThe Rolling Stonesのメンバー、キース・リチャーズとチャーリー・ワッツから取っています。ご丁寧にワッツ役のメアリー・スチュアート・マスターソンがドラムを叩くシーンまで用意されていますが、このドラムセットが実に80年代っぽい、シンセドラムなんかも付いちゃったりして、軽い感じがなんともいえません(笑)
さらにヒロインの「アマンダ」はThe Rolling Stonesの曲「Miss Amanda Jones」から * 1 と、作品にThe Rolling Stonesへのリスペクトがいくつも仕掛けられています。
ちなみに主役のエリック・ストルツは当初『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主役、マーティー役の予定だったのは有名な話ですね。結局マーティーはマイケル・J・フォックスが演じて、その後のマイケルのキャラクター・イメージを決定付けました。